東進ハイスクールに入るとほぼ確実におすすめされる講座の一つに、高速基礎マスターというものがあります。
私が東進に入塾した際にもこの講座を勧められました。
しかし、掃いて捨てるほどお金がある方を除いて、この講座は絶対に取るべきではありません。
今回は東進の高速基礎マスターの内容と、なぜ取るべきではないのかについて、詳しく解説していきます。

取るなよー。取るなよー。絶対に取るなよー。



フリちゃうで!
高速基礎マスターの内容
とりあえず内容を見てみましょうか。
高速基礎マスターには、具体的には以下の講座が含まれます。(東進HPより引用)


こんな感じで暗記や基礎的な演習などを進めていく内容になっていて、特段内容に問題があるようには見えませんよね。
しかし、取るべきかというと話は変わってきます。
高速基礎マスターを取るべきではない理由
内容に対して値段がぼったくり
この講座の驚くべきポイントはそのお値段で、なんと77,000円となっています。
これはあまりにも高すぎる。。。
基礎的な内容って、どこでも勉強できるんですよね。
参考書だってあるし、今の時代は無料のスマホアプリなども発達していますから、わざわざ77000円も払う価値ははっきり言ってないわけです。
今までやってきた教材と並行することになる
また、東進に通おうと思うような方は、それまでに単語帳や一問一答などの基礎的な教材を自分なりに進めてきたという人が多いのではないでしょうか。
高速基礎マスターを始めると、せっかく今までやってきたことを、また一からやることになります。
それならば、自分で今までやってきた参考書で、覚えていない部分を潰していった方が効率が良いに決まっています。
東進のうまい活用法
ここまで東進の講座の悪口ばかりを言ってきましたが、私は実は受験生の方に東進をおすすめしています。
なぜなら、東進は運営側の儲け方に問題があるだけであって、在籍している先生方は軒並み超一流だからです。
高いお金を積んで他の予備校から引き抜かれた一流の先生方が集結しています。
考えてみると、高速基礎マスターのようなぼったくり講座で情弱が搾取されているからこそ、一流の先生を引き抜くためにお金を積めるんじゃないかと思いますが、そんなことは知ったこっちゃありません。
この記事を読んでくれている皆さんには情弱ビジネスにひっからずに、東進のおいしいところだけを活用できるようにしてほしいのです。
そのためのポイントとしては、以下の2点が大切です。
①スタッフの意見は適当に聞き流す
②外部で情報を集め、それをもとに自分で決めた講座だけを取る
東進の講座のことは東進のスタッフに聞いてはいけないのです。
ビジネスですから、十中八九余計な講座まで勧められるに決まっています。
あくまでもネットやリアルの友達の意見などを参考にして受けてみたい講座を決め、それを注文するだけです。
東進の校舎にいるスタッフは講座の注文を受けるためだけにいると思ってください。
そして、その情報源の一つとして、私が本当におすすめできる講座について以下の記事で紹介しているので、よろしければ参考にどうぞ。


まとめ
高速基礎マスターを取ってはいけないということを分かっていただけたでしょうか。
今回取り上げた高速基礎マスターに限らず、基礎的な内容の講座というのはスタディーサプリや市販参考書で事足りることが多いです。
やはり、基礎的な部分はできるだけスタサプや参考書等で固めておき、東進ではハイレベルな内容の講座を選んで受講するのが賢い使い方だと思います。


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