東大模試はどれを受けるべき?東大生が解説。

東大模試は東大受験生には欠かせない存在ですが、様々な予備校が開催しているため、どれを受ければよいのか迷っている方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、各模試の特徴をざっくり紹介し、東大模試はどれを受けるのがおすすめかを解説していこうと思います。

牛タン

東大模試は最高の演習だよ!

目次

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河合塾:東大オープン

河合塾の東大オープンは毎年8月と10月の2回開催されるもっともオーソドックスな東大模試です。

私が受験生のときは2日に分けて実施されていたのですが、現在は1日で全科目の試験を受けるようです。

・受験者数が非常に多い

・問題はおおむね本試験に即している

といった理由から、判定が最もあてになる模試だといえるでしょう。練習としても最適です。

東大を受けるなら必ず受けておきたい模試でしょう。

駿台:東大入試実戦模試

駿台の東大入試実戦模試は8月と11月の2回開催され、こちらも河合塾と同じく受験者数がとても多い東大模試です。

問題の質という面でいうと、

・数学が難しい

・日本史の採点や問題が本試験とは違うと言われている(私は理系なので聞いた話になります。)

ということが言われており、河合塾の東大オープンほどオーソドックスではないようです。

しかし、理系で受験した私の感想ではおおむね本試験と同じような問題だと感じましたし、少しの傾向の差異でそこまで点数は大きく変わらないでしょう。

それに、本試験でも問題の難易度は年によって大きく異なります。特に数学の難易度の上下は激しく、例えば2017年の数学は極端に簡単だと言われています。

このようなことを考慮すると、問題に関してそこまで気にする必要はないかなと思います。

東進:東大本番レベル模試

東進の東大本番レベル模試は、上の二つに比べると受験者数が少ないのですが、この模試にしかない特徴として、

・開催回数が多い(年4回)

・返却が早い(中7日)

・解答用紙が本番とそっくり

・最終回(1月)以外は1日で全科目受ける

などが挙げられます。

特に、開催時期が多いのは問題演習を積みたい受験生としてはとてもありがたいですよね。1月の共通テスト明けにも開催されるので、2次試験の感覚を取り戻すのに役立ちます。

問題に関しては、数学が難しすぎるという意見が多く、こちらは私も顕著に感じました。駿台のものよりも目に見えて難しいと思います。他の模試では少なくとも一問ぐらいは完答できていたのですが、この模試では部分点をかき集めて終了という感じが多かったです。

加えて、判定も間違いなく厳しいです。参考までに、私の8月の模試結果が以下のようになります。

・東大オープン B

・東大実戦 A

東大本番レベル模試 D

このように、他の模試より2段階ぐらい低い判定が出ます。受験者数が少ないというのもあるので、判定に関してはそこまで気にせずに練習だと思って受けてみてください。

代ゼミ:東大プレ

東進のものよりも更に受験者数が少ない模試です。私も上の3つの模試は全部受けたのですが、こちらは受けませんでした。

したがって私自身の感想を伝えることはできないのですが、聞いた話によると

・問題の質は良い

・判定は厳しめ

ということです。

実力がついていてあとは問題演習をどんどん積みたいという方は受けてみるとよいでしょう。

ただ、日程がオープンや実戦と近いことが多いので、パスしても問題ないと思います。

東大模試はどれを受けるべきか

上に書いた各予備校の東大模試の特徴を踏まえ、どれを受ければ良いのかを考えましょう。

まず、東大受験生であれば河合塾の東大オープンと駿台の東大実践はすべて受けるのが基本だと思ってください。東大受験生のほとんどが受けるので、受験生全体の中での自分の立ち位置を正確に知れる貴重な機会だからです。

また、判定に関してはオープンと実践で把握すれば良いとしても、たったの4回では試験を受ける練習が足りないと思います。したがって、試験慣れと問題演習を目的として東大本番レベル模試に関しても日程的に厳しい場合を除いて受けるべきでしょう。

特に、共通テスト明けの東進模試はやはり受けておきたいです。11月ぐらいから本番形式の模試を受けていない状態でいきなり本番というのはやはり怖いからです。少しでも二次試験の雰囲気を思い出して慣れておくことをおすすめします。

以上の計8回を受けて復習をし、プラスアルファで試験を受ける余裕があるなら代ゼミの東大プレも受けると良いでしょう。

また、東大オープンと東大実戦に関しては、模試の過去問が販売されていることをご存じですか?

実際の模試と違って判定は出ないですし緊張感も味わえないですが、一応点数の分布が分かり、自分の立ち位置がある程度把握できるようになっています。

必要な科目だけ選んでこれを活用することで適切な演習を積めるのでおすすめです。

どの科目を買うべきかいついては以下の記事を参考にどうぞ。

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この記事を書いた人

東京大学理科二類
偏差値65の高校から東大に現役合格
選択科目は化学・生物・地理
通っていた予備校は東進ハイスクール・東進東大特進コース
主に大学受験関連の情報を発信中

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