勉強の成果は量と効率によって決まります。
以下の記事でご紹介しているように、勉強においては質よりも量が重要でしょう。
しかし、量を前提とすると、改善できる部分は質、つまり勉強効率しかありません。
そこで今回は、勉強効率を上げるためにやるべきことについて解説していきます。
量がこなせるようになったら質も上げていこう!
環境を整える
皆さんはいつもどこで勉強をしていますか?
勉強効率を上げるためにはまず勉強のための環境を整えることが重要です。
例えば、家で勉強していていまいちはかどらない、他の物に目が映ってしまうという方は、試しに図書館かカフェを利用してみると良いでしょう。
また、塾・予備校に通っているという方は自習室を使うというのもよい選択だと思います。
私はモンゴルの遊牧民のようにさまざまな場所を移動しながら勉強していました。
勉強内容ごとに環境を変えることでメリハリがつき、それぞれのタスクに集中できるためです。
私のおすすめの勉強場所は以下の記事でご紹介しているので、それを参考に様々な環境を利用してみてください。
計画を立てる
効率的に勉強をするためには、ある程度の計画を立てた方が効率的です。
・目標となる試験の設定
・使用する参考書や講義の決定
・逆算してペースを決める
という3ステップで効率的な計画を立てることができます。
大学受験勉強における詳しい計画の立て方については以下の記事を参考にどうぞ。
書く回数を減らす
勉強において書く回数はなるべく少ない方が効率的です。
例えば英単語を覚えるにしても、書くよりも見る方が圧倒的に早いでしょう。
勉強が下手な人ほど、暗記物だけでなく、問題文と解答をノートに丸写ししたりして時間を浪費していることが多い気がします。
書くという行為は勉強の中で一番時間がかかる作業なので、ディクテーションを行うときや書かないと覚えられないときなどに絞ると良いと思います。
復習をしすぎない
もう既に解けるようになった問題や覚えた知識を何回も復習するのもやめましょう。
時間を空けて、「そういえばあれまだ覚えているかな」とテストするのは効果的だと思いますが、昨日覚えていた単語を次の日に忘れているはずがないですよね。
このような勉強は本当に時間の無駄です。
さて、どんなジャンルであっても、勉強においては新規の内容と復習とのバランスがカギになると思っています。
確かに、人は忘れる生き物ですから、復習は勉強においてとても重要です。しかし、復習さえしておけば間違いないということはありません。
3週目、4週目などになってくると、もう一度やっても学びが得られない可能性があります。つまり、復習は時間の無駄になる可能性をはらんでいるということです。
一方、何か新しい参考書をやれば確実にアウトプットの練習ができる上に、以前やった参考書と共通する事項などが出てくれば記憶に残りやすいでしょう。
ただし、やり終えた参考書に穴が多すぎれば、インプット的な意味が薄れてしまいますし、次の参考書に進んだ時には前の参考書の内容が頭にないので共通点を見いだせず、記憶にも残らないという事態も発生します。次の参考書に進んだ時に「あ!これ見たことある!」となるぐらいは、復習しておかなければなりません。
このように、新規と復習の塩梅はとても難しく、一筋縄にはいかないのです。
この塩梅を適切に調節できるようになることが、勉強がうまくなるということだと思います。
復習が大切という話はよく聞くので、ここでは復習をしすぎていないかを自分に問うてみることを提案しておきましょう。
まとめ
勉強の効率を上げるためには
・環境を整える
・計画を立てて勉強する
・書く回数を減らす
・復習不足だけでなく、復習のし過ぎにも気を付ける
これらのことが重要だと思います。
勉強量が増えてきているのにいまいち成果が出ないという方は、今度はこれらを意識して勉強の質を高めてみてください。
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