東進は日本で最も有名な予備校のうちの一つであり、数多くの講座が開講されています。
したがって、東進に通っている方やこれから通うことを考えている方の中には、どれを受講すればよいか分からないという方も多いでしょう。
そこで今回は、私が受験生時代に取っていた東進の講座をご紹介したいと思います。
東進ハイスクールと東進東大特進コースに分けて授業の特徴を詳しく解説していくのでぜひ最後までご覧下さい。
東進の名前の由来って東京進学教室らしいよ。
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東進ハイスクール
数学
「数学ぐんぐん応用編」 長岡恭史先生
間違った方向に進みかけていた私の学習法を修正し、スランプから救い出してくれた授業です。
初回からいきなり論理について(“かつ”や“または”など)なので、普通に参考書学習を進めていた方は困惑するかもしれません。しかし、全20回の授業を受け、全ての回についている復習用問題を解くことで、必ず実力がつきます。
数学なんて参考書学習で十分でしょ
と思っている方にこそ受けてほしい素晴らしい授業です。
ちなみに、長岡先生の趣味はカーレースやバラの栽培だそうで、時々その一端を紹介してくれます。他にも、テキストのところどころで「北斗の拳」のキャラが話していたり、最終回の演出が凝っていたりと、楽しく授業を受けられると思います。
国語
「センター試験対策現代文 90%突破」 林修先生
一回の授業につきセンター試験の問題を1~2問解くという授業内容です。
現在はセンター試験から共通テストへの変更に対応して名前が変わっているそうですが、内容に関しては大きく変わっていないはずです。
実は、私が東進に入学した理由は林先生の授業を受けることでした。
実際に受けた感想としては、いい意味で「普通の授業」だと感じました。
なにか特別な解法を使うのではなく、実直に問題文を読んで根拠になる部分をかき集めて問題を解くというシンプルな解き方で解説されていました。
林先生の授業は、現代文の基本ともいえるこの作業の精度が高く、解説が詳しい点が魅力です。
裏技のようなものを期待している方にはおすすめできませんが、根拠が明確な良い現代文の問題に対しては、この解法が最も効果的であると思います。
生物
「東大対策生物」 田部眞哉先生
受験生物の二大巨頭の一人とされる田部先生の、東大対策に特化した授業です。
問題は、田部先生の自作問題(模試の過去問)と入試の過去問(東大以外もあり)が混ざっており、一回の授業につき2問解く構成になっています。
入試生物では教科書暗記が最重要ですが、考察問題に関してもある程度練習が必要です。この講座では、教科書内容の整理を行うとともに、考察問題を解く際の注意点なども学ぶことができます。
私はこの講座のテキストの問題で解けなかったものを期間をあけて解けるまでやり直しました。
合計で40問もあるため、何度もやり直す過程で、内容を表にまとめるのがうまくなったり、考察問題のだいたいのパターンが見えてきたりします。
そのため、考察問題だからといって一回解いて終わりにするのではなく、間隔をあけて復習を行うことをおすすめします。
受験生物に関しては、以下の記事でも解説しています。
その他
過去問演習講座
自分の志望校の過去問10年分の解説を受けられます。
どの先生が担当しているかは大学によって変わるのですが、東大に関しては、上で紹介した林先生や長岡先生、田部先生などが担当だったため、質の高い解説を受けられました。
また、採点もしてくれて、点数がネット上のマイページに記録されるので、私は赤本を解いて自己採点するよりもやる気がでたような気がします。
東進東大特進コース
数学
「数学の神髄」 青木純二先生
長岡先生の次に出会った数学の先生が青木先生です。
長岡先生と同じように論理に重点を置いた授業で、写像やベクトルに関する説明はより詳しいです。
また、東進ハイスクールの方でも青木先生の授業は受けられます。
私はそちらの授業を取っていなかったのですが、東大特進で先生から聞いた話によると、そちらの方がより基礎から説明されているそうです。
講座名は同様に「数学の神髄」です。
最初にどんなことをやるのか少しでも知っておきたい方は参考書版の「数学の神髄」も出ているので、一読してみることをおすすめします。
「東大特進数学」 長岡恭史先生
長岡先生の授業です。
1期と3期があり、1期は上述の「数学ぐんぐん応用編」と内容がかぶりそうだったので3期のみ取りました。
私にとっては難しい問題が多めでした。数学が得意な方は取ってみると良いかもしれません。
「東大特進数学テストゼミ」 長岡恭史先生
長岡先生はテストゼミ(実際に制限時間内でテストを解いて解説を受ける授業)も開講しています。
上の「東大特進数学」と違って、こちらはいかにも東大で出題されそうな感じの丁度良い難易度の問題がそろっていました。
したがって、東大型の問題演習を積みたい方にとてもおすすめです。
国語
「東大現代文」 林修先生
林先生の東大対策の授業です。
共通テストを解く回と東大の過去問を解く回があり、どちらも取りました。
林先生の授業については上で紹介したので省略しますが、東大特進では対面ならではの良さがありました。
芸能界の裏話が聞けたり、テレビや映像授業よりひどい毒舌が聞けたりします。
ここだけの話、芸能人を見に行くつもりで受講しました(笑)
もちろん、授業の質も良いので、おすすめです。
「東大古文」 栗原隆先生
一度受講して下されば分かるのですが、栗原先生の授業は独特のリズム感(?)があります。
古文の学習中に眠くなりやすい方は、テンポの良い授業だと飽きずに学習できるのでおすすめです。
古文・漢文のどちらも扱われており、題材は主に東大の過去問でした。
また、テキストには暗記事項のまとめがついており、単語や古文常識を確認できます。
化学
「東大特進化学」 鎌田真彰先生
この授業は、私が唯一全ての回を受講した授業です。
プレ講座と、1期~6期があり、それぞれ
- 第1期 「化学反応式」
- 第2期 「分析化学」
- 第3期 「有機化学」
- 第4期 「高分子化学・気体」
- 第5期 「反応速度・化学平衡」
- 第6期 「溶液」
がテーマとなっていました。
この講座を受ければ、入試に出題される分野について、一通り再現性のある解法を学ぶことができます。
また、化学は暗記事項もそこそこあります。
例えば、化学反応式はすぐに書けるようにするとかなり時短になりますし、有機化学や高分子化学も覚えれば覚えるほど問題が解きやすくなる分野です。
この講座のテキストにはそのような暗記事項がとてもよくまとまっており、私は試験本番まで何回もこのテキストを見返していました。
練習問題はほぼ東大の過去問で、たまに他大の過去問が混ざっています。
なお、東大特進コースの化学に関しては、私が受験生の際には大西先生の「東大化学」という講座も開講されていました。東大特進で化学の講座を取る際には、分野がかぶらないようにどれかに絞って受講するのがおすすめです。
また、東進ハイスクールの方には「ハイレベル化学」「東大特進化学」といった講座も開講されており、先生が同じであることからエッセンスも同じだと思います。
生物
「東大生物」 飯田高明先生
知識事項を整理しながら考察問題の練習ができる講座です。
その回に沿ったテーマの様々な大学の過去問が題材になっています。
解説もわかりやすいので、過去問以外で問題演習を積みたい方におすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
人によって必要な講座は異なると思いますが、参考書では学べない唯一性という観点であえてtop3を挙げるなら、
1位・・・「数学の神髄」 青木純二先生
2位・・・「数学ぐんぐん」 長岡恭史先生
3位・・・「東大特進化学」 鎌田真彰先生
となり、特に数学が参考書学習とは大きく異なります。
これらの授業を受けると数学の問題を考える際の思考法から変化すると思います。
資料請求だけなら無料ですので、自分に合った講座があるかぜひチェックしてみてください。
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