古文と漢文は国語の中では勉強したことが点数に反映されやすい科目です。
共通テスト古文は対策に時間がかからないので、本記事で紹介する参考書を使って早めに終わらせてしまいましょう。
漢文と同じで早い時期ほど周りはまだ対策してないから、模試の校内順位も上がっちゃうね!
古文単語を覚える
まずは古文単語が分からないと文が読めません。
共通テストレベルであれば300語レベルの単語帳を一冊買ってマスターすれば対応できるので、早めに用意しておきましょう。英単語と比べればチリのような単語数です。
私はいいずな書店の「古文単語330」を使っていました。
この本の特徴をだいたいまとめると以下のようになります。
・見出し語が330語、関連語が310語掲載されている
・「KEY」ではその単語のコアとなるイメージが解説されている
・「Point」ではその単語の語源や、漢字で書くとどうなるかなど、覚えやすくなる情報が書かれている
・入試で問われやすい意味がどれなのか書かれている
・図やイラストが多めでイメージに残りやすい
・重要度の高い単語から順に掲載されている
・「合格への+α」では古文常識や和歌などもまとめられている
古文単語って、複数意味があって覚えにくくないですか?
この単語帳では、「KEY」や「Point」といった項目やイラストなどにより、本自体が単語を覚えやすくしてくれています。
単語は入試本番で忘れてしまうと困るので、この本のようにできるだけ覚えやすいものを選ぶと良いと思います。
文法を勉強する
単語の勉強をある程度行ったら、文法の学習に入っていきましょう。
この段階でのおすすめ参考書は、「古文上達 基礎編」という参考書です。
この参考書は文法の解説、練習問題に加えて、その章で勉強した文法事項を用いた読解問題もついており、まさに古典文法を身に着けるのに最適な参考書になっています。
これをやる前に他のワーク系の文法参考書などをやることをすすめている人もいますが、古典文法ばっかりやっている時間はないでしょうし、正直文法に関してはこれだけで十分です。私もこれしかやっていません。
まだ古文の勉強始めたばかりなんだから、読解問題解けなくない??
その心配はないで。
演習問題のページの下段には初学者に難しめの単語について注釈があり、分からなくてもそこを見れば最後まで読めるようになっています。
あくまでメインは勉強した文法事項をアウトプットすることなので、文章自体は古文ってこんな感じの文が出るんだなあと思って読み進めれば大丈夫です。
ただし、注釈に載っている単語でも、自分の使っている古文単語帳に掲載されていたら覚えておきましょう。
過去問を解く
上に挙げた参考書をこなせば、センター試験や共通テストの過去問をゆっくりなら解けるようになっているはずです。
この段階では、できれば現代文と漢文も合わせて80分の時間制限の中で演習を行うとよいでしょう。
なぜなら、共通テストは時間制限が尋常ではないほど短いので、訓練しておかなければ本番では確実に時間切れとなってしまうからです。
もし、他の科目の準備がまだできていないけれど過去問を解いてみたいという場合には、共通テストの問題は残しておき、センター試験の古い方の問題を古文だけ解いてみてください。
まとめ
本記事で紹介した順に対策をすすめれば、共通テストの古文で8~9割は堅いと思います。
古文漢文はやれば点数が確実に伸びる科目なので、ぜひ早めにある程度対策しておきましょう。
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