東大生が教える共通テスト国語の解き方。

共通テストは国立受験生にとっては避けて通れない壁ですよね。

共通テストの科目の中でも国語は200点の配点があり、難関大受験生の中では共通テストは国語ゲーだとまで言われています。

そこで本記事では、共通テストの国語の解き方を解説していこうと思います。

国語を制する者は共通テストを制する!

目次

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解く順番と時間配分

共通テスト国語は私立も含めた全部の国語入試問題の中で最も時間制限の厳しい試験だと言われています。

したがって、戦略上最も重要となるのが時間配分です。

私のおすすめの解く順番と時間配分は以下のようになります。

①漢文(10分以内)

②古文(20分以内)

③小説(20分以内)

④論説文(30分以内)

⑤適当に選んだ問題の再検討と見直し(残り時間)

私としてはこのような時間配分で解くのが最も安定しました。

この戦略の肝は、論説文の読解に多くの時間を残しておくことです。なぜなら、論説文はじっくり考えれば考えるほど問題の正答率が上がるからです。

漢文は素早く

漢文は知識の有無で解けるかどうか決まる問題がほとんどなので、素早く処理できるはずです。

漢文の正答率を上げるには、解き方うんぬんよりも、知識を事前に準備しておく必要があります。

そのためにおすすめの参考書については、以下の記事を参考にどうぞ。

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古文は割と丁寧に

古文の方は知識だけというより、知識+読解というイメージです。

したがって、すっとばして読んでも結局意味が分からず、解けないという状況になります。

それを防ぐためにも、できるだけ文法を思い出しながら一つずつ丁寧に読解していくことを心がけましょう。

古文も漢文同様に知識が重要となる科目です。私が使用していた参考書は以下の記事で紹介しているので参考にどうぞ。

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小説は適当に

こんなことを言ったら誰かに怒られるような気がするのですが、私は小説ほど時間をかけるかいがない問題はないと思います。

なぜなら、論説文と違って予備知識が必要であるためです。

問題文をなんとなく読んでいれば、設問の解答の根拠となる「人の行動」を文章中から拾うのは難しくありません。

ここまでは論説文の簡単バージョンといった感じなのですが、問題は「人の行動」を「心情」に予備知識を用いて変換しなければ解けないという点です。

厳密に読み進めて根拠が見つかってもその行動がどういう心情を表すのか分からなければ解けない、ということです。

これは今までにどれだけ小説を読んできたかなどにも関係していると思われます。私のように小さいころから本などほとんど読まなかったという人は特に、満点は諦めて適当に解いてしまった方が良いと思います。

逆に経験上適当に解いてもそこそこの点は取れるので、小説問題を解くときにはとにかくチャチャっと解いてできるだけ早く論説文に移行するべきでしょう。

論説文はじっくり丁寧に

論説問題はじっくり思考すればするほど点数が上がる問題です。

したがって、文と文、ひいては段落と段落の論理関係を明確にしながらじっくり読み進めてことが大切です。

共通テストの設問のほとんどは良問であるため、傍線部の分析からはじめて、接続詞などを根拠に周辺の論理関係を把握することで、かなりの正答率を出すことができます。

ここで焦らず解くことができるように、ここまでを全速力で解き進める必要があるということです。

注意点:とにかく最後まで行く

全体を通してとても重要なことがあります。それは、とにかく最後まで行くということです。

途中の問題が分からないからといって、じっくり考えている場合ではありません。さっさと飛ばしてしまって、最後まで解いてからまた考えましょう。

先ほどから言っているように、一番まずいのは論説文をしっかり考えないうちに試験が終了することなのです。

まとめ

・知識問題を全問片付ける

・論説文をじっくり解く

・全部の問題に手を付ける

とにかくこれらのことができればひどい点数にはならないはずです。

問題を解く際にはこれらのことを意識して取り組むようにしましょう。

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この記事を書いた人

東京大学理科二類
偏差値65の高校から東大に現役合格
選択科目は化学・生物・地理
通っていた予備校は東進ハイスクール・東進東大特進コース
主に大学受験関連の情報を発信中

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