共通テスト地理を最短で仕上げる方法を東大生が解説!

国公立理系を受ける皆さん、もう社会には手を付けましたか?

学校の授業でやっていて定期テスト前だけ少し勉強するだけという方も多いのではないでしょうか。

しかし、いくら優先度が低いとはいえ、共通テストで100点が割り当てられる以上、さすがに無視するわけにもいきませんよね。

そこで今回は、共通テストの1カ月前から本格的に勉強を始めて本番で78点を取った私が、地理でそこそこの点数を最短の期間で取るための方法についてお伝えしていきます。

髪の毛ちりちり~

天然パーマといってくれ。

目次

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インプット

地理は、大きく分けて系統地理地誌の2つの分野に分かれています。

系統地理:大陸のでき方や大気の循環、それによって生じる緯度による気候の違いなどといった、ほとんどの地域に共通する地球規模の事実を学ぶ。

地誌:ヨーロッパ、東アジア、南アメリカといったそれぞれの地域に焦点を当て、系統地理的な考察を加えるとともに、例外的な気候や、地域の特色などを勉強する。

地理の学習では基本的に、

①系統地理で緯度や大陸との位置関係などからだいたいの気候を予想できるようにする

②地誌で系統地理の知識を確認しながらそれぞれの地域に当てはめると同時に例外を頭に入れていく

といった流れを取ります。

どちらの分野も、まずは参考書を読んでだいたいの内容をインプットしてしまうのがよいでしょう。

その際におすすめの参考書は、「大学入試共通テスト地理Bの点数が面白いほどとれる本」です。

改訂版 大学入学共通テスト 地理Bの点数が面白いほどとれる本 [ 瀬川聡 ]

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系統地理と地誌の両方について図を用いてわかりやすく解説されています。

共通テストに特化しているので、二次でしか使わないような無駄な知識などがなく、これを完璧にすることで必要最低限の知識をインプットすることができます。

共通テスト地理の定番書で、多くの人が使っているので安心です。

このインプット学習は、できるだけ早くに行いましょう。隙間時間でもできる勉強ですから、通学時間を用いることもできます。

学習方法としては、重要な部分に線を引きながら普通に読み進めていき、2周目以降は線を引いた部分を重点的にチェックしていけばOKです。

アウトプット

参考書を読んである程度の内容が理解できたら、次は問題演習をしていきます。知識の漏れはここで回収できるのでご心配なく。

この際、いきなり共通テストやセンター試験の過去問を年毎に取り組んでも良いのですが、解説があまり充実していないのと、分野別に総ざらいすることができないのが難点です。

そこでおすすめは、「瀬川聡の大学入学共通テスト地理B超重要問題の解き方」です。系統地理編と地誌編の二冊に分かれています。

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この本は、上で挙げた「地理Bの点数が面白いほどとれる本」の著者である瀬川先生が書かれているため親和性が高く、問題演習をして分からないところを戻って調べるという学習がしやすいのでおすすめです。

この本のいところは何といっても、解説がとても充実しているところです。一問に対してまる1ページほどの解説が添えられており、その問題から学べるところは派生知識も含めて総ざらいすることができます。

また、問題のほとんどはセンター試験の過去問であるため、同じような内容の問題が実際に出題される可能性が高いです。

分野別に過去の問題を総ざらいして派生知識まで頭に入れれば、もう怖いものなしです。

この本の取り組み方としては、まず1つの分野で収録されている問題をすべて解き、解説を読みます。

1週目では、

間違えた問題は問題番号の横にマル印をつける

・解説はすべて読む

解説の部分で問題を解くために重要な部分や知らなかった知識には線を引いておく

の2つのポイントに注意して行うとよいでしょう。

これを1分野ずつ行っていき、ある程度時間をおいたら、2週目を行っていきます。

2週目以降では、

マル印のついている問題のみもう一度解く

解けたら丸の上からスラッシュで印をつけておき、また間違えたら丸の横にもう一つ丸を書いておく

解説部分は、1週目に線を引いた部分に注意して読む

・以前正解した問題についても、解説だけは繰り返し読んでインプットする

これらに注意するとよいでしょう。

これをすべての問題が解けるまで繰り返しましょう。

まとめ

理系の社会は後回しになりやすく、まだ全く手を付けていない方も多いと思います。

問題演習に関してはそれでも大丈夫なのですが、まだ入試まで時間があるという方はインプットだけは早めに一通りやっておくとよいでしょう。

また、地理はアウトプットの優先度が高いので、学習を最短で終わらせるためにはインプットが完璧でなくてもさっさと問題演習に入り、頭に入っていなかった部分を逐一戻って確認するのがおすすめです。

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この記事を書いた人

東京大学理科二類
偏差値65の高校から東大に現役合格
選択科目は化学・生物・地理
通っていた予備校は東進ハイスクール・東進東大特進コース
主に大学受験関連の情報を発信中

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