受験生は学校を休むべき?東大生の意見を解説。

受験が近くなってくると、少しでも時間が惜しいという気持ちが出てくると思います。

中には、学校を休むことを考える方もいらっしゃるでしょう。

しかし、私個人の意見としては学校を休むことはおすすめしません。

学校に行くことには受験生にとってそれなりのメリットがあるからです。

私自身、直前期であっても学校には行っていました。

本記事では学校に行くことの受験勉強に関するメリットをご紹介していきます。

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目次

友達と話せる

一日中机に向かって勉強ばかりしていると気がめいってしまいます。

たまには人と話すことで息抜きすることも必要でしょう。

また、受験期であれば友達も勉強を頑張っているはずです。

自分とおなじように勉強に励んでいる友達をみて、頑張っているのは自分だけではないということを実感することができます

頑張っている人を見れば自然と自分も最後までやらなければならないという気持ちがわいてくるでしょう。

受験は団体戦とも言います。

実際に受験するときは個人戦ですが、準備段階では頑張りを見せつけあうことでお互いにモチベーションを高めあうことができるのです。

移動がちょうどよい運動になる

受験生であっても、適度な運動は風邪予防や健康のためにも重要です。

しかし、家で勉強しているときに、わざわざ散歩に行こうとは思わないでしょう。

学校に行けば、その移動は歩行を伴います。

しかも、人によるかもしれませんが、多くの人にとって、家から学校への移動時に歩く距離はちょうどよいことが多いです。

強制的に毎日の生活に運動を取り入れられるのは素晴らしいメリットだと思います。

また、朝の運動というのは、脳の働きにとっても重要であると言われています。

なぜなら、運動をすることにより、ドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリンなどのホルモンが放出されるからです。

勉強のパフォーマンスが上がることで、移動時間を省略してずっと家にいる場合よりもかえって効率が良くなる可能性が高いのです。

ハーバード大学医学部准教授のジョン・J・レイティ氏も、著書で以下のように述べています。

元来、わたしたちは体を動かすようにできていて、そうすることで脳も動かしている。学習と記憶の能力は、祖先たちが食料を見つけるときに頼った運動機能とともに進化したので、脳にしてみれば、体が動かないのであれば、学習する必要はまったくないのだ

『脳を鍛えるには運動しかない!』 (ジョン・J・レイティ)

私たちにとって、本来運動とはして当たり前の基本的なものであり、受験生であっても例外とはならないのです。

生活リズムの維持

毎日早寝早起きするということは、想像以上に難しいことです。

このことは大学生になって朝の授業がなくなったことで身に染みて感じています。

毎日同じ時間に学校に行かなければならない状況は、生活リズムを整えるためにはもってこいです。

なんで早寝早起きしなきゃいけないの?

忘れたか。受験は朝から行われるんやで。

試験本番も、試験開始の3時間前には起きたいところですが、本番だけ早起きでは脳も思うようにはたらかないかもしれませんし、そもそも起きられるかも心配です。

やはり、事前に生活習慣を朝型にしておくのがおすすめです。

そしてこれを達成する絶好の方法が、毎日学校に通うことなのです。

余計なことを考えず毎朝学校に間に合って行くだけなのでとても簡単にできます。

まとめ

受験が近くなると学校を邪魔に感じることもあるかもしれません。

確かに、学習面だけを切り取ってしまえば、不必要なものともいえるでしょう。

しかし、ここで述べたように学校に通うことには他のメリットが存在します。

受験生の皆さんはこれらのメリットも考慮した上で、学校を休むかどうかを決めてほしいと思います。

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この記事を書いた人

東京大学理科二類
偏差値65の高校から東大に現役合格
選択科目は化学・生物・地理
通っていた予備校は東進ハイスクール・東進東大特進コース
主に大学受験関連の情報を発信中

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