大学受験で塾はいつから行く?最適なタイミングを東大生が解説。

大学受験において塾・予備校は非常に心強い存在となります。

しかし、講義を受けることが万能の勉強法というわけではありません。

今回はどのタイミングで塾に通い始めるべきなのかについて解説していきます。

人生では「タイミング」が最重要!

目次

学習を進める基本的な流れ

大学受験に向けて勉強を始めようと思ったら、各単元について以下のような流れで勉強を進めていきます。

①新単元の導入→②易しい問題演習→③難しい問題演習

なお、「易しい」「難しい」とは一般的なものではなく、個人の感じ方を指しています。

そしてこれらの段階によって、何を用いて勉強するのが最適なのかが異なります。

ここで、今回の記事のメインテーマである「いつ塾に通い始めるのか」に対する結論を述べておきます。

それは、②と③の間です。

以下、それぞれの段階での具体的な勉強法について説明していきます。

新単元の導入

まずは単元を導入しなければ始まりません。

新しい概念を理解することはとても難しいことです。

そこでいきなりですが、ここで授業の登場です。

え、最初は塾に行かなくていいんじゃなかったの?

塾に行けとは言ってないで。授業を受けろって言ったんや。

このような導入の授業で高い費用を払って予備校の授業を受けるのはもったいないです。

ここは、皆さんも知っているであろう「スタディーサプリ」を用いて乗り切りましょう

【スタディーサプリとは?】

株式会社リクルートが運営している、月額2,178円で全講座が見放題のオンライン学習サービス。

これを用いれば十分すぎるほど良質な授業で新単元を導入することができます

短期間で利用すれば参考書を買うよりも安く、この段階においてこれより優秀なツールは今のところないと思います。

スタディーサプリについては以下の記事でもっと詳しく紹介しているので参考にどうぞ。

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易しい問題演習

ある単元を導入したら、問題演習を通じて定着させていきます。

この段階では、参考書学習を頑張ってみましょう

なぜなら、問題演習の段階では参考書学習が最も効率が良い勉強方法であるからです。

皆さんは同じ量の情報を知覚するのに、耳で聞くのと目で見るのと、どちらが速いと思いますか?

この答えが目で見る方なのは明確でしょう。

納得できない方は、この記事をここまで全速力で音読してみて、普通に読むのにかかった時間と比較してみれば分かることです。

導入が済んだ状態で基礎的な問題を解くのに、授業でないと理解できないという状態は考えにくいです。

それならば、最も時間効率の良い方法で問題演習を積み、基本事項を定着させるのが最善でしょう。

できるところまで自分の力で頑張ってみてください。

難しい問題演習

学習が進んでくると、どうしても理解できなかったり、解答を読めば理解できても自分で解けなかったりという壁にぶつかることがあるでしょう。

そのようなときこそ、予備校の授業の出番ということになります。

予備校で得られる情報は、行きづまった状況を改善してくれるパワフルなものである可能性が高いです。

予備校の授業では参考書では得られない質の高い情報を得ることができます

私自身も数学の問題演習を進めていって、これ以上は自分ではどうしようもなくなったときに、東進を利用しました。

東進の授業を受けたおかげで数学の問題を解く際の考え方が根本的に変化し、難しい問題に対しても戦えるようになったのです。

東進ハイスクールのおすすめの講座に関しては以下の記事で詳しく解説しているので参考にどうぞ。

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まとめ

予備校は受験勉強において行き詰まったときの突破口となりえる素晴らしい手段です。

しかし、必ずしも最初から利用するのが効率的なのかというとそうではないと思います。

自分ができるところまでは参考書やスタディーサプリなどを用いて独学で勉強を進めるとよいでしょう。

逆に、独学に行き詰まりを感じたら、躊躇せずに予備校を利用することをおすすめします。

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この記事を書いた人

東京大学理科二類
偏差値65の高校から東大に現役合格
選択科目は化学・生物・地理
通っていた予備校は東進ハイスクール・東進東大特進コース
主に大学受験関連の情報を発信中

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