大学受験で人生が決まる？東大生の意見を解説。

大学受験は人生の岐路の一つといえるでしょう。

大学で学ぶ学問は今後のキャリアに大きく関わります。医学部に行かずして医師になることは不可能です。

また、以下の記事で説明しているように、高学歴であること自体にもそれなりの利点があると考えられます。

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こうした背景で問題となるのは、大学受験で人生は決まるのかということです。

私の意見では、そのようなことは断じてないと思います。

本記事では、大学受験で人生が決まらないといえる根拠と、大学受験以外で人生を変えるのにやると良いことについて説明していきます。

なぜ大学受験で人生は決まらないといえるのか

大学はいつでも入れる

まず、大学受験に失敗したからといって、必ずしも希望の大学に一生入れないというわけではありません。

大学に年齢制限はないので、もしどうしても医者になりたいなら浪人して医学部を受ければ良いですし、大人になって学びたいことや資金ができてから大学に入学するという人も珍しくありません。

今日では人生は100年といわれており、日本の伝統的な雇用方式だった終身雇用も廃れてきています。このような時代ではきれいなキャリアなどあってないようなもので、誰しもが回り道を繰り返しながら自分のやりたいことを追い求めているわけです。

このようなことを考慮するに、現時点で希望の大学に行けていないだけで人生が決まったというのはちゃんちゃらおかしな話でしょう。

成功者は高学歴とは限らない

高学歴であることに確かに利点はあります。例えばこの記事のタイトルに「東大生」という言葉をわざわざ入れたのは、信用してもらいやすくするためです。しかしながら、肩書きはあくまで道具であり、成功を保証するものでは決してありません。

逆に、高学歴でなくても、自分に他の武器があれば成功者になることができます。

これらの方々は一般に成功者といわれている人たちですが、皆さん大学には行かれていません。

このような人たちがいるのに、大学で人生が決まるとは口が裂けても言えません。

就活もやりようがある

確かに高学歴は就活で有利です。

しかし、書類選考で大学フィルターにかからなければ、やりようはあります。

まず、就活を早めに始め、インターンシップなどに積極的に参加するということが重要です。早ければ早いほど有利です。

また、学歴以外の自分の武器を手に入れるということも挙げられます。なにも学歴だけが自分のブランドとなるのではなく、他のことで実績を積んでいくことはできるのです。

大学受験以外で自分の武器を手に入れるには

上でも述べたように、高学歴には肩書き・ブランド的な価値があります。

心理学的にも社会で信用を得るにはこの「権威性」を手に入れることは避けて通れないことですが、それは何も大学名だけではありません。

ここでは、大学以外で自分のブランドを作り上げるための方法をご紹介します。

英語学習

一番おすすめなのが英語学習です。

日本では英語ができるというだけで極端に評価が上がる傾向にあります。それだけ英語ができる人が少ないからです。ちなみに東大であっても英語が全然できないという人は存在します。

日本が国全体として海外に比べて英語が苦手という事実には、日本語と英語の言語構造の違いだけでなく日本の英語教育の質が関係している気がしますが、いずれにしてもこれはチャンスです。

英語を勉強するだけで回りに差をつけることができるのですから、このチャンスを使わない手はないでしょう。

おすすめは、英語資格に向けて勉強することです。

英語が苦手な人はTOEICで高得点を目指せば、それだけで就活において有利になります。

英語の基礎がある程度身についている人はTOEFLというテストに挑戦するとよいでしょう。TOEICと運営元は同じですが、難易度はこちらの方が高く、留学する際に必要な資格になります。

留学経験も人生においてかなり有益に働くと思うので、ぜひ挑戦してみましょう。

バイト以外のビジネスを始める

バイト以外のビジネスを始めるのも、自分の武器を作るのにかなり効果的です。

就活では志望動機とともに「学生のときに力を入れたこと(通称ガクチカ)」が聞かれることが多いです。就活業界の知り合いから聞いた話では、これに対する回答として「バイト」と「サークル」という答えが非常に多く、バイトをいくら頑張っても皆と同じなので評価されにくいそうです。

おすすめとしては、

のような方法が挙げられます。

このようにバイト以外のことで稼いでいる人、周りにいますか？おそらくあまり聞かないと思います。それだけ就活において目立てるということです。

このような経験は就活で役立つだけでなく、会社に入ってからもスキルを活かして副業にできるというメリットがあります。

会社の収入でだけに頼って生きるのはリスクが大きすぎるし、会社に依存した状態では自分のやってみたいことを自由にやってみることもできなくなってしまいます。そういう意味で、自分のスキルを所持していることはとても重要なことです。

また、私は周りがやらないことをやろうという姿勢自体が人生においてとても大切だと思っています。現に成功者といわれている人たちがそうしてきたからです。

YouTubeなんて誰もやっていない時代に動画投稿をコツコツ続けたHIKAKIN。ネットで服は売れないと言われていた時代にZOZOTOWNを立ち上げてサービスを提供し続けた前澤社長。

こうしてみると、人とは違うことをコツコツ継続できる能力こそがカギに見えてきませんか？

ブログについてはとても簡単に始められるので、興味があれば以下の記事を参考に始めてみてください。

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英語の資格勉強については上で話しましたが、それだけでなく自分の進みたい業界の資格を取ることも効果的でしょう。

旅行業界なら旅行業務取扱管理者、不動産なら宅建といった、その業界において役立つ資格があったりします。

自分の興味のある分野の仕事について調べ、どんな資格を取っておくと有利になるのかを早めに把握しておくと良いでしょう。