東大生がやっててよかった習い事を3つ紹介。

子供にどんな習い事をさせてあげようか悩んでいる親御さんは多いと思います。

子供の脳は大人の脳と働き方が異なると言われており、これを考慮すると子供のうちに何を学ぶかは将来的に非常に大切な要素になってくると思います。

本記事では、私自身が子供のころにやっておいてよかったと感じる習い事を3つ紹介していこうと思います。

小さいうちからいろんな経験をさせてあげよう!

目次

ピアノ

3歳から11歳ぐらいまでピアノを習っていました。

幼少期にピアノを習っていてよかったと思う理由を以下に紹介していきます。

脳に良い影響がある

ピアノを弾くことによる脳への良い影響は様々な研究によって裏付けられています。

具体的には、

・言語習得能力

・情報処理能力

・集中力

など、さまざまな脳機能を向上させることが分かっています。

2016年に東大生100人を対象として行われたアンケートの結果では、ピアノを習っていた東大生は100人中47人というデータが出ています。東大生の約2人に1人はピアノ経験があるようです。

これだけ脳に良い楽器は他にはないかもしれません。

幅広く当てはまるプロセスを訓練できる

目標とする曲を定める。次に、短期的な目標を立てる(〇日までに右手だけでここまで弾けるようにする、など)。それを着実に実行し、次の計画を立てる。途中で詰まる部分があれば集中練習などを入れつつ、最終的に一曲全体を弾けるようになる。

ここまで厳密にやらないとしても、こういったピアノで一曲を弾けるようになるプロセスというのは何を達成しようとするときも同じです。

①目標設定②短期的な目標設定③実行(②と③を繰り返す)

このプロセスが具体的にどう使われるのかというと、例えば受験なら

①東大合格

②○〇の参考書を××日までに終わらせる→(細かく分割)→何ページまでを△日までに終わらせる

③実行する→ある分野だけ理解できなかったので別のツールを用いることにする→②へ

とこのようになりますし、ブログの執筆なら

①ブログで月1万円の収益を目指す

②ブログ記事を100記事書く→(細かく分割)→1日1記事更新する

③実行する→収益が伸びない→記事のリライトをすることにする→②へ

とこのようになります。

このプロセスを幼少期のうちに積むことは、将来のためのよい訓練になると思います。

将来の趣味の選択肢になる

私は今でもたまに自分の好きな曲をピアノで弾いてみたりして楽しんでいます。

このように、ピアノは将来大人になったときの趣味の選択肢にもなります。

大人になってピアノに興味が出て好きな曲を演奏してみたいと思っても、達成するのに長い時間がかかる可能性があります。

幼少期に経験していれば、特にポップスの曲はクラシックほど難しくないので、そこまで苦労せずに引くことができます。

音楽は人類の歴史上古くから愛されてきた娯楽ですから、一つ楽器が弾けるということは人生をより豊かなものにしてくれると思います

英会話

2つ目は、英会話です。

英語を習得しやすくなる

今の時代では、英語はほぼ必須のスキルといえるでしょう。今幼稚園や小学生の方々も、いずれは必ず英語を学ばなければならなくなります。

第二言語の習得は早い方が有利だという説を様々なところで聞きますが、早期学習が害になるという根拠は今のころ示されていません。

また、幼少期に英会話教室で簡単な英語に触れることで英語への抵抗感が薄れ、本格的に学習を始める際のハードルを下げてあげることもできます。

これらのことにより、英会話教室は将来の英語力を向上させるための投資になると考えられます。

私自身、中学で英語の勉強を始めてから英語で躓いたことはなかったのですが、今考えると5歳ぐらいから英会話教室に通っていたこともプラスに働いているのかもしれません。

幅広い視野の確立

国際的な視野の獲得にも役立つと考えられます。

日本は単民族国家なので、日本に暮らしていると、どうしても日本的な考え方に視野が固まりがちです。

英語学習を通して世界にはいろいろな人がいるのだということを早めに認識することで、自分の中の物事に対する「当然こうあるべき」という感覚がなくなり、その分寛容さや心の余裕も生まれやすいのではないでしょうか。

例えば、日本では欧米と比べて物事をはっきりというタイプの人が少ないと言われています。欧米文化に少しでも触れていれば、日本でそういうタイプの人に出会ったときにも、「そういう人なんだな」と認めてあげることができるでしょう。

加えて、日本人だけでなく外国の人へも寛容になり、国際的な交流もしやすくなるでしょう。

英語学習で得られるものは語学能力にとどまらず、国際的な考え方そのものも学ぶことができるのです。

通信教材

これは習い事と言ってよいのか分かりませんが、通信教材もやっていてよかったと思います。

学校の授業を少しだけ先取りした教材です。

やはり、小学生の早い段階で勉強する習慣を身に着けることができたことは、のちの受験勉強にも活きてきたと思います。

また、勉強の基本である教材を読むことによる学習に慣れることにもつながります。学校だけだとどうしても授業を受けるだけになり、自分で読み進めることはないと思うので、通信教材で先取りをしていると知らず知らずのうちに周りに差をつけることができます。

ちなみに、私は進研ゼミのチャレンジ一年生という教材を使っていたのですが、付録が豪華で子供のときはとても楽しんでいたのを覚えています。

まとめ

大人になってからできることはいくらでもありますが、子供の脳に戻ることは決してできません。

したがって、子供の時に学ぶべきことは、子供の時に学ぶのが望ましいです。

幼少期の習い事はのちのち子供の資産となっていくので、教育にはぜひ投資していってほしいと思います。

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この記事を書いた人

東京大学理科二類
偏差値65の高校から東大に現役合格
選択科目は化学・生物・地理
通っていた予備校は東進ハイスクール・東進東大特進コース
主に大学受験関連の情報を発信中

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