東進東大特進コースと東進ハイスクール

大学受験をするにあたり、予備校はかなり心強い存在です。

その中でも有名な東進を利用しようかと考えている方も多いのではないでしょうか。

東進は株式会社ナガセによって運営されている予備校で、単に「東進」といった場合、一般に東進ハイスクールを指すことが多いです。

しかし、東進には東進東大特進コースという予備校も存在し、それらの運営は全くの別物として執り行われています。

例えば、私はもともと東進ハイスクールに通っていたのですが、途中で東大特進コースに入ったときは通っていた校舎を通さずに郵便を送って新規入会という形でした。

今回はこの2つの塾を比較し、それらの特徴の違いについて詳しく解説していきます。

叙々苑特進コースがあればそっちに行ってたなあ…

目次

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生徒指導の手厚さ

校舎にもよるかもしれませんが、東進ハイスクールは生徒指導が手厚いです。

チューターがついていて、校舎に入ったら「今日は何やる予定?」と聞かれたりします。

また、単語を覚えるためのプログラムや簡単な計算を練習させるためのプログラムのようなものがあり、入塾時にかなりおすすめされた覚えがあります。

これを取ると、どこまで進んだか定期的に聞かれるようです。

また、志望校の過去問に関してもどこまで進んだのか等ちょくちょく聞かれます。

そもそも、勉強の計画などは自分で決めて実行するものだと思っているので、正直だいぶめんどくさいと感じました。(私があまりにも嫌な顔をしていたのか、途中からは放っておいてくれました。)

一方、東進東大特進コースはそのような細かい生徒指導は全くありませんでした。

選択した講座を受講するだけ。質問があったらスタッフか先生に聞く。といったシンプルかつ合理的な形態です。

講座

東進ハイスクールの講座は簡単なものから難しいものまで幅広くあり、種類が豊富です。

基本問題から東進で学びたい方は東進ハイスクールの方がよいでしょう。

一方、東進東大特進コースでとれる講座は、東進ハイスクールでとれるもののうちハイレベルなものと、東大対策のための特別講座です。

東大特進コースの講座はどれも比較的ハイレベルですが、基本的な問題が解ける実力があれば理解できないレベルではありません。そもそも、東大の問題は難問や奇問が並んでいるのではなく、原理からしっかり理解していないと解きにくい問題が多いです。したがって、東大の出題傾向に合わせたカリキュラムに沿って学習すると、基礎から徹底的に身に着けることができます。

そのため、基本問題を参考書で勉強したものの、ハイレベルな参考書や過去問は難しすぎるという方にとてもおすすめな内容です。(特に数学!)

また、東進ハイスクールは基本映像授業なのですが、東大対策のための特別講座については対面授業と映像授業をどちらか選べるようになっています。

したがって、対面授業も受けたい方は東大特進がおすすめです。今やテレビで引っ張りだこの林修先生の授業等も生で受けられますよ!(映像授業では聞けない芸能界での裏話なども聞けて楽しいです。)

スタッフの通っている大学

東進ハイスクールは幅広いレベルの大学、東進東大特進コースでは東大のスタッフが在籍しています。

問題に関する質問に対する回答は後者の方が優れている可能性が高いです。

一方、志望校が絞れていない方は、東進ハイスクールだと様々な大学のスタッフから話を聞けるという利点があります。また、成績がもともと振るわなかった人に勉強のコツを教わりたいという方も、東進ハイスクールがおすすめです。

学費

東進ハイスクールで取れる講座は、20コマの授業が約77000円、5コマのものが約2万円でした。

次に、東大特進コースについてです。

講座の難易度のところで、東進東大特進コースでとれる講座は東進ハイスクールでとれるもののうちハイレベルなものと、東大対策のための特別講座だと説明しました。

前者は東進ハイスクールと同じ価格

後者は料金、コマ数共に幅あり(例えば6コマの授業だと20000~30000円程度)

となっています。

ただし、後者に関してのみ特待制度があります。

具体的には、東進の共通テスト本番レベル模試、東大本番レベル模試でD判定以上か、他予備校の東大模試(オープンや実践など)でC判定以上を取ると、判定に応じた科目数の特待が受けられる仕組みです。

この特待制度がすばらしく、2~3万円の講座がだいたい1500円ほどまで下がります

もう既に上にあげたような判定が取れている方には、東進ハイスクールでしか取れないような簡単な講座はそもそも向かないと思いますので、東大特進コースの方がおすすめです。

校舎の立地

東進は映像授業主体ですが、校舎を勉強場所として活用したいという方には校舎の立地も重要なポイントです。

まず東進ハイスクールと東進東大特進コースでは校舎の数が大きく異なります。

東進ハイスクールの方が圧倒的に校舎数が多いので、家や学校の近くや使っている路線沿いなど通いやすい場所を選ぶことができるでしょう。

一方、東進東大特進コースは校舎がとても少なく、御茶ノ水・渋谷・新宿・大阪・横浜・名古屋の6つしかありません。

授業自体は映像なので家や図書館などでも受けられるのですが、勉強場所として頻繁に通うことを考えると、多くの方にとって東進ハイスクールの方が便利だと思います。

まとめ

東進ハイスクールも東進東大特進コースも授業の質は素晴らしいですが、このように制度には大きな違いがあります。

まとめると、

東大志望

模試における東大の判定が良い

簡単な講座は受けるつもりがない

勉強スケジュールのサポートなどは不要

校舎の立地は気にならない

といった方には東進東大特進コースがおすすめです。

一方、

簡単な講座も取りたい

勉強スケジュールの管理なども相談して決めたい

家の近くに自習室が欲しい

といった方には東進ハイスクールがおすすめです。

李風の友達の東大生にはどっち出身の人もいたね。

どっちも資料請求してみてから判断するのがいいと思うで~

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この記事を書いた人

東京大学理科二類
偏差値65の高校から東大に現役合格
選択科目は化学・生物・地理
通っていた予備校は東進ハイスクール・東進東大特進コース
主に大学受験関連の情報を発信中

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