東進には過去問演習講座という講座があります。
【過去問演習講座とは?】
専用の解答用紙と問題を印刷して過去問演習をし、終わったら校舎の窓口に提出する。提出した答案は5日以内に添削・返却され、各年度の各科目の点数表(オンライン上)に点数が記録される。提出した問題の解説授業は、自分の答案を提出した直後から見ることができる。
過去問演習講座には各大学の二次試験対策と共通テスト対策があり、それぞれ講師も異なります。
私がとっていたのは東大二次試験のものだけなので、今回はそれをとるべきかどうかについて考えていこうと思います。
結論から言うと、金銭的、時間的に余裕があるならとった方が良いと思います。
一流の先生方の二次試験解説は貴重だよ!
授業をしている講師がよい
過去問演習講座の目玉は何と言っても授業ですよね。
私がとっていた時(2021年度)のものだと、授業を担当されている先生は以下の先生方です。
英語・・・宮崎先生
現代文・・・林先生
数学(文理両方)・・・2018年度まで長岡先生,2019年度から松田先生
古典・・・三羽先生
物理・・・苑田先生
化学・・・2015年度まで鎌田先生,2016年度から大西先生
生物・・・2015年度まで田部先生,2016年度から飯田先生
日本史・・・2015年度まで野島先生,2016年度から井之上先生
世界史・・・2015年度まで斎藤先生,2016年度から加藤先生
地理・・・山岡先生
どの科目も東進の東大対策といえばこの先生という感じの先生が授業を解説を担当されています。
自分の好きな先生がいれば、その先生の東大の二次試験解説を聞くためにこの講座をとる価値があると思います。
添削してもらえる
添削してくれるのは授業をされている先生ではないのですが、それでも添削してもらえるのはうれしいですよね。
私は過去問を解いて提出したらすぐに授業を見て復習していたのですが、しばらくして答案が帰ってきたら必ずそれもチェックしていました。
特に、記述問題は自分が気づかないうちにミスをしている可能性もあるので、できるだけ誰かに添削してもらった方が良いと思います。
成績が見やすい表に記録される
答案を提出すると、採点が終了し次第オンライン上の表に得点が記入され、どの年度のどの科目が何点だったかが一目で分かります。
自分でまとめるのは面倒なので、これは以外とありがたいですよね。
また、ある年度のすべての科目の答案を提出すると、その年の合計点が自動的に計算されて表示されるため、その点とその年の合格最低点を比べることで、自分の実力が東大に届いているのか否かが分かります。
おすすめの使い方
この講座では10年分の過去問を解いて解説を受けられるのですが、必ずしも全てを解いて全授業を受ける必要はありません。
科目によっては10年分解かないものや、解くけれど授業を受けないものがあってもよいと思います。
私の場合、現代文の対策はたくさんやっても点数が変わらなそうな感じがしたので、戦略的に5年分ほどしかやりませんでした。
また、古典は授業を受けずに添削だけ利用し、鉄緑会から出版されている「東大古典問題集」という参考書を使って勉強していました。授業を受けると時間がかかるからです。
このように科目ごとの優先順位を考えて勉強することも大切です。
また、私は理系なので文系の先生に関してはあまり分からないのですが、理系授業を担当している
・数学の長岡先生
・化学の鎌田先生
・生物の田部先生
は私が他の授業でもお世話になっていたおすすめの先生方なので、これらの先生が担当している年度は個人的には受けてほしいと思います。
もちろん、人によって合う先生は違うと思うので、自分が好きな先生が担当している回はぜひ受けてください。
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