東大入試において数学は理系で120点、文系でも80点を占め、合否に大きく関わる科目となっています。
しかし、安心してほしいのは、数学が苦手だからと言って東大に合格できないというわけではありません。私も理系ですが数学がかなり苦手な部類で、東大模試では0完のことも多く、普通で1完、めっちゃうまくいって2完という有様でしたが、無事合格を果たしています。
今回は数学が苦手な方が東大に合格する方法について具体的に説明していきます。
数弱とブスこそ東大へ行け!
そっちを残すのかよ…
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数弱=文系ではない
東大を受けるにあたって、数学が苦手だから文系を選ぶというのはあまり意味がありません。
文系の方が確かに数学の配点は低いですが、理系の試験には難問が含まれるため120点近くをとる人はそうそういません。また、数学ができないからと言って理科もできないとは限らないです。
それに、文系であっても東大を受ける人は数学がある程度得意な人が多いと思います。
したがって、文理は数学が得意かどうかではなく、将来学びたい分野や勉強したい科目で決定するようにしてください。
英語で点をとる
まず、東大入試では国語や理科社会でそこまでの差はつかないと思ってください。差がつくのは英語と数学です。
はっきり言って、数学と英語のどちらかはできないと合格は厳しいです。今は数学が苦手な前提で話をしているので、何としても英語はある程度とりたいです。
それに、英語に関しては実力がつくと得点が安定しやすいので、英語ができる方は合格率が上がります。
現に、私の東大模試の判定(私の自己紹介参照)がそこそこ良い水準を保っていたのは英語のおかげだと言っても過言ではありません。
ぜひ、70点ぐらいは取れるように訓練しておきましょう。
英語を得意にするには、実直に単語文法和訳をやりこむことが最も効果的だと思います。東大英語の対策については以下の記事を参考にどうぞ。
数弱が数学を極限まで“マシ”にする戦略
英語ができても、数学があまりにひどいと厳しいです。
理系の方は10点だと絶対に受からないでしょう。30~40点、できれば50点を取るための努力が必要です。文系の方は30点未満でも合格している方はいるようですが、確実にいくなら30点以上はとった方が良いと思います。
そのための方法なのですが、まずは網羅系参考書の問題を全部解けるようにしましょう。(数Aの図形や数Bの統計などは共通テストで使うつもりがなければやらなくてOK)
次に、数学が得意な方はそのまま「やさしい理系数学」「プラチカ」「新数学スタンダード演習」といったハイレベルな参考書に進むのがセオリーです。
しかし、数弱の方はこの段階で躓く可能性が高いです。基本問題は解けるけれど少しひねってあると解けないという方が多いと思います。
私も網羅系参考書の直後に「ハイレベル数学1A2Bの完全攻略」という駿台の有名な参考書に取り掛かったのですが、何周しても全く身につきませんでした泣
では、網羅系参考書→ハイレベル参考書の段階でなぜ躓くのかというと、論理学の知識が全く身についていないことが原因であることが多いです。
今まで、「同値性」「存在条件」といったいわゆる数学の基本的な概念から目を背けてきた人がこの段階で躓くことになります。
論理学の基礎は、教科書では数1の「集合と命題」という単元で軽く流されて、その後はなかったことのように扱われています。
論理学は数学という学問の文法であり、根幹をなす分野ですから、論理学なしで数学を考えること自体本来考えられないことです。
実際、東大レベルの問題では論理学の知識を前提として問題が作られています。その一番分かりやすい例が、通過領域の問題です。
通過領域の本質は「~が存在する」という命題の同値変形を考えることですが、網羅系参考書でそれをくみ取ることができるのは一部の数強たちだけで、ほとんどの人は解法暗記的に「順像法」「逆像法」と覚えただけだと思います。それでは東大には届きません。
今日この記事を読んでいるあなたは運がまだいいです。あんまりぴんと来ていない参考書を何週もして時間を失う前にまず、数学における基礎の基礎である論理学の勉強をしましょう。
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ちなみに、私は受験生時代に東進の青木先生という先生に論理学を習いました。とても分かりやすい授業なので、もし予備校を利用できるなら受けてみて欲しいです。以下詳細です。
まとめ
数学が苦手な人が東大合格を目指すなら、
・文系か理系かは関係ない
・英語を安定させる
・予備校を活用して数学をマシにする
といったことがカギになってくると思います。
もちろん、理科社会国語も勉強しなければなりませんが、そちらを突き詰めてもあまり差はつかないというのが現実です。
東大入試は英語と数学が重要といわれていますので、ぜひ英数の対策に力を入れて東大合格をつかみ取ってください。
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