大学受験における映像授業のメリットを東大生が徹底解説。

皆さん、受験勉強には何を利用していますか?

予備校を利用している方、ネット上の動画を利用している方、参考書のみの方など、人それぞれだと思います。

私は高2の時は参考書学習、高3になってからは東進の講座と参考書を併用していました。

そこで気付いたのが、映像授業は最強だということです。

その理由を簡単に言うと、対面授業の予備校のメリットを保ったままデメリットのほとんどを克服できるからです。

ここでは、対面授業の予備校のメリットとデメリットを解説した後に、これについて詳しく解説していきます。

映像はええぞう。

目次

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対面授業の予備校のメリット

情報の質が高い

予備校で得られる情報はやはり質が高いです。

これは通ったことがある人にしか分からないかもしれませんが、参考書で学べないメソッドがかなり詰まっています

様々な記事でお伝えしている通り、特に数学はこれが顕著です。

数学の本質的な学習ができる参考書はあまり売っていないからです。

数学に限らず、学習が進んで問題の難易度が上がってきたら、予備校の授業を受けると新たな発見があると思います。

動きがある

授業には参考書と違って動きがあります。

文章でも流れを説明することはできますが、やはり動きがついていた方がイメージしやすいでしょう。

特に、理科は現象を扱う科目であり、イメージができた方が頭に入るので、授業で学んだ方が定着率が高いです。

また、問題を解く際の思考の動かし方なども、先生によっては説明してくれます。たいていの参考書では解答のみが書かれていますが、頭で考えていることと答案は全く異なることが往々にしてあるため、発想の部分を細かく扱ってくれないと、解けるようになりません。

例えば、数学では、頭では図形的なイメージを考えて答えを導き、その答えを解答欄で論証するには図形より式を用いた方が説得力があるので、解答欄には式を羅列させる、というようなことがよくあります。

逆に式の羅列だけを見ても、その問題を初見でどのように考えたらよいのかは分からないでしょう。

こういった回答の流れも授業の方が理解しやすいと思います。

気分転換

予備校の授業は新しい発見があったり、面白い話が聞けたりして、良い刺激になります。

机に向かって黙々と問題演習をする時間も重要ですが、やはりそれだけでは飽きてしまいますし、やる気がなくなってしまうこともあるでしょう。

そんなときに、定期的に授業を受ける時間があると、その時間が気分転換となって勉強のやる気もわいてきます。

自習室

多くの予備校では、自習室を使うことができます。

家や図書館だけでは飽きてしまうという方には、勉強する場所の選択肢が一つ増えるのでおすすめです。

また、勉強場所を変えながら勉強することは、とても良い勉強法だと思います。

移動の際は適度な運動をしつつ勉強の休憩ができますし、場所によって勉強するものをある程度決めておくことで、何をするか迷わずに勉強に取り組めます。

私のおすすめの勉強場所については以下の記事をご参照ください。

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ライバルを感じられる

予備校には、自分と同じように受験に向けて戦っている人たちがたくさんいます。

そのようなライバルたちを近くに感じることができるのも予備校に通うメリットです。

たとえ話す機会はなくても、ライバルが学習に取り組んでいる姿を見るだけで、「自分も頑張らないとおいていかれる」という焦燥感が生まれ、モチベーションの維持に繋がります。

特に、非進学校に通っていて周りがあまり勉強していない方などは、予備校に身を置いてみると良いで刺激になるでしょう。

対面授業の予備校のデメリット

高い

シンプルに、値段が高いというデメリットがあります。

参考書なら1冊1000円や2000円といった値段で購入できるところを、予備校の授業だと、どの予備校かにもよりますが、たった一コマで3000円以上はかかるでしょう。

これだけ高いと、本当に良い授業でなければ価格に見合いません。

そのため、授業を受ける際には、評判を調べるなどして、よく検討してから受講を決めると良いと思います。

逆に、本当に価値のあるコンテンツであれば、将来への投資としては高くない金額です。

時間効率が悪い

やはり、授業は学習の時間的な効率の面でいうと参考書より劣ります。

決まった量の文を目で読むより音読した方が時間がかかるのと同様に、ひとつの問題に対して、文字で書いてある解説を読むのよりも、解説を聞く方が長くかかることが多いからです。

また、自分が分かっている部分も、参考書学習では読み飛ばすことができますが、授業では長く説明されるかもしれません

長期的に見た効率に関しては何とも言えませんが、「この時間内に問題を何問理解できるか」という時間的効率を考えるならあまり良いとは言えないでしょう。

場所・時間が指定されている

対面授業の予備校では授業を受けられる場所・時間が決まっています。

したがって、事前にその授業が受けられる日を確認して予定を開けておかなければならず、急な予定や体調不良などで授業に行けなくなった場合はその授業を受けることができなくなってしまいます。

また、空いた時間などに授業を受ける気分になっても受けることもできませんよね。

このように融通が利かないため、私のように事前に決めたスケジュール通りに行動するのが嫌いな方にはとても勉強がしづらいと思います。

なぜ映像授業がおすすめなのか

それでは、映像授業のメリットについて解説していきます。

対面授業のメリットのほとんどを保っている

上にあげた5つの対面授業のメリットのうちのほとんどは映像授業でも保たれています

・質の高い情報

・動きによる理解の補助

に関しては言うまでもありません。

・自習室

・ライバルを感じられる

に関しては、どのサービスを利用するのかにもよりますが、東進や河合塾マナビスのように校舎を持っている映像授業予備校については対面授業と変わらず享受できますよね。

・気分転換

だけは人によると思います。対面で受ける方が気分転換になるという方もいるでしょうし、私のように映像だけで十分という方もいます。

このように、対面授業で感じられるメリットのほとんどを映像授業でも感じることができます。

時短になる

対面授業のデメリットの2つ目の「時間効率が悪い」という点を克服しています。

映像授業では、対面授業に比べて圧倒的に無駄な時間が少ないです。

映像授業では、ボタン一つで再生速度を変えられますし、いらない箇所は飛ばすことだってできるからです。

対面授業だったら、先生に直接

ちょっと喋るの速くしてもらえません?

あ、そこ知ってるんでいいです。

と言わなければならないわけですが、現実的ではありませんね。

授業を受ける一番の目的は情報収集だと思いますが、映像授業ではこの作業を超効率的に行うことができるのです。

もちろん対面授業の先生の話を気分転換として利用するのは効果的だと思いますが、時間効率という観点では間違いなく映像授業に軍配があがります。

映像授業を使えば、対面授業で「ここ前に聞いたんだよなあ」と思いながらだらだら話を聞いている受験生と差をつけられるわけです

Anytime, Anywhere

映像授業は対面授業と違って、何月何日の〇時~△時にどこどこと決められている訳ではなく、自分が見ようと思ったときにいつでもどこでも見ることができます。

したがって、受けようと思った授業がたまたま予定と被ってしまったり、ほかの勉強をしたいときに授業を受けなければならなかったりということがないんです。

それに、問題演習を終えてすぐ解説をみることだってできます。その方が解いた時の自分の気持ちを忘れないうちに受けられるので、「このときはこう考えるべきだったのか」と、効果的な学習ができるでしょう。

また、授業中にどうしても眠くなってしまうこともあると思います。

授業中って、自分が問題を解いている訳ではないので、問題演習中よりも眠くなりやすいんですよね。

このようなときに、映像授業ならばポチっと一時停止ボタンを押してぐっすり眠り、起きたら再開する、というようなことが可能です。

対面授業では先生を一時停止なんてできないので、眠気を我慢しながら授業を聞いて頭に入らないか、眠っている間に重要な情報を聞き逃すかの二択です。

このように、先生を一時停止させられるというのも、映像授業の大きなメリットです。

まとめ

映像授業は対面授業が持っていたデメリットのうち、金銭的なもの以外のほとんどを克服している素晴らしいサービスだということがお分かりいただけたでしょうか。

インターネットが普及したこの時代に生まれて映像授業を使わないというのは、毎朝洗濯板で服を洗っているようなもんです。

受験では、使えるものは使っていった方が圧倒的に有利になります。この素晴らしいテクノロジーを利用しない手はありません。

私は東進に加えて少しだけスタディーサプリも利用していたのですが、ある程度の実力がついている方には、多少高くても東進をおすすめします。それだけ授業の質が高いと感じたからです。

私の東進のおすすめ講座については、「東進で取っていた講座まとめ」をご覧ください。

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この記事を書いた人

東京大学理科二類
偏差値65の高校から東大に現役合格
選択科目は化学・生物・地理
通っていた予備校は東進ハイスクール・東進東大特進コース
主に大学受験関連の情報を発信中

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