英語の学習では毎日英語に触れ続けることが最も重要です。
そのための題材としては様々なものがありますが、英語に関して言えば最強の題材は過去問だと思います。
他の科目であれば難易度がまだ高すぎたりといった問題もありますが、英語に関しては英文法や英単語を覚えていれば、東大の過去問であっても時間をかければ読むことができるからです。
むしろ過去問を普段の演習材料に用いることで、英語脳に切り替える練習をしつつ、本番の文章の難易度や問題形式を肌で感じて慣れることができます。
私も市販の長文問題集などは一冊もやらずに過去問を使っていましたが、東大模試では90点台までは出したことがあります。
もちろん、帰国子女ではありません。
今回は、東大受験生にとって最強の題材である東大過去問を25年分集めた「東大の英語25カ年」の特徴・使い方を解説していこうと思います。
東大志望必見!!
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特徴
まずはこの本について軽く紹介します。
著者は駿台の人気講師であり「英作文の鬼」の異名をもつ竹岡博信先生です。
竹岡博信先生が書いた他の参考書で「竹岡博信の英作文が面白いほど書ける本」という本があるのですが、こちらも一冊で二次試験の英作文をカバーできる超おすすめ参考書ですのでチェックしてみてください。
本書の構成としては、年ごとではなく大問ごとに問題がまとめられているのが特徴的です。
”題材が東大の過去問のみの問題集””のようなイメージを持ってください。
使い方のポイント
大問ごとに解く
この本は年毎に時間を測ってセットでやるための参考書ではありません。
あくまで、自分が強化したい大問や練習したい大問に集中して取り組みましょう。
どの大問を集中的に対策するかは人によって異なりますが、私は1(b)の長文読解と2(a)の自由英作文をよくやっていました。
【1(b)と2(a)がなんでおすすめなの?】
- 1(b):癖が少なく、入試で良く出題されるような題材を扱っているため、併願校やセンター試験含めた入試全般の対策ができます。
- 2(a):癖のある問題もありますが、重要なのは解説を書いているのが「英作文の鬼」竹岡博信先生である点です。解説をしっかり読むことで、他の問題でも応用できるような表現を多く仕入れることができるため、とても勉強になります。
もちろん、直前期に関しては他の大問もまんべんなく解いた方が良いのですが、まだ入試まで時間があるという方は1(b)と2(a)を優先的にやることをおすすめします。
まあ、どうせ全大問対策するわけですし、同じような問題だと飽きも来るので、基本的には気分に合わせて選んで大丈夫です。
大問6の物語などはよい気分転換になると思います。
直近10年は残しておく
次に大切なことが、直近10年分ほどはやらずに残しておくことです。
なぜなら、実際の入試と同じように時間を測って1年分一気に解く練習も必要だからです。
どの程度のスピード感で解けばよいのかを体にしみこませることで、本番でも焦らずに問題に対処することができるでしょう。
直近10年ほどの問題に関しては、単なる問題演習に使うのではなく、過去問を印刷して時間を測って解くことをおすすめします。
どんどん解く
25年分もの過去問があると、問題に対して「もったいない」という気持ちは全く不要です。
25年分って、思ったより全然多いものですよ。
直近10年を残したとしても15年分もあります。
私も高3の夏~秋ぐらいにこの本を買ってちょくちょく進めていたんですが、上にあげた「竹岡博信の英作文が面白いほど書ける本」など他の参考書をやったり、他科目の勉強に追われたりしているうちに、いつの間にか入試本番になってました。
この記事を読んでいるあなたが今高3の方であれば、この本だけ毎日やり続けるとかでなければ、問題がなくなってしまうこともないと思います。
また、もしすべての問題が解き終わってしまったとしても、もう一周やればよいのです。
以外と内容を覚えていないことが多いです。
仮になんとなく内容を覚えていたとしても、英語の学習は解けるか解けないかというより読んだり書いたりすることそのものの練習という側面が強いため、復習はかなり効果的だと思います。
私も以前に解いた問題を何回か解いていましたよ。
まとめ
東大の問題は英作文の問題に癖があったり物語が出題されたりと個性的な部分もありますが、どれも基本的な知識があれば解ける問題です。
東大受験生の方は「東大の英語25カ年」で日々の英語学習に過去問を取り入れて、早いうちから過去問に慣れていってほしいと思います。
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